事業案内


『談話室ふじだな』

企画・運営

倉橋惣三協会会員の方、一般の方いずれもご参加可能な交流会です。

授業や講演会のような固いものではなく、放課後の研究室で学生たちと会話を楽しんでいるような雰囲気で、

倉橋惣三をめぐるおしゃべりや、『幼児の教育』の読み合い、参加者どうしの情報交換・フリートークなど、楽しくざっくばらんな時間にしたいと考えています。

 

倉橋惣三に興味がある方、保育士さん、幼稚園教諭の方々、

また、子育て中のママさん、パパさん、『倉橋惣三物語』を読んでくださった方など

どなたでも、お気軽にご参加ください。

 

【イベント詳細】

第一回 2025年3月29日(土) https://danwashitsu.peatix.com/

第二回 2025年5月17日(土) https://danwashitsu02.peatix.com/


『幼児の教育』

企画・編集

フレーベル館『幼児の教育』は、1901(明治34)年に創刊された幼児教育雑誌です。

今年2021年で創刊120周年を迎えました。そのことを記念し、120巻の表紙には創刊号のデザインを用いました。

 

倉橋惣三協会も企画・編集として携わっており、この春号より内容も一部リニューアルしております。

倉橋惣三と『幼児の教育』

倉橋惣三は1909年(明治42年)に初めて原稿を執筆。当時は『婦人と子ども』という誌名でした。

 

その後、東京女子高等師範学校の嘱託講師となった惣三は、1912年に編集兼発行人になります。

はじめの頃は原稿を書く人が少なく、惣三が名前を変えていくつもの記事を書いていた時期もありました。

 

1917年(大正6)に教授および附属幼稚園の主事になった惣三は、精力的に記事を執筆。1919年には「幼稚園教育の雑誌として、端的明瞭にその使命を表示する名称にしなければ(『幼児の教育』30巻4号より)」という考えから、『婦人と子ども』を『幼児教育』に改題しました。

1923年(大正12)に現在の『幼児の教育』に変更。震災や戦争などで休刊せざるをえない時期はありましたが、今日まで継続して発刊が続いています。

惣三も1955年に亡くなるまで、40年以上にわたり編集主任・顧問を務め、最後まで筆を執り続けました。

お茶の水女子大学教育・研究成果コレクション「TeaPot」

お茶の水女子大学の提供コンテンツ「TeaPot」内で、過去の『幼児の教育』の記事を閲覧することができます。

 

※転載等の利用については『幼児の教育』編集委員会(youji-no-kyouiku@cc.ocha.ac.jp)までお問い合わせください。(@を半角に変えてください)

『幼児の教育』バックナンバーは、こちらから購入できます

*2025年春〜


*2024年春〜2025年冬